Skip to content

赤字削減が国にとっての最重要課題と、わかってはいるものの…

2012年8月6日

「デイリーチャート(Daily chart)」という名前の英エコノミストのコラム欄です。グラフを示しながら財政状況の概要についてコメントしています。

 今回取り扱われている話題は、政府予算の支出と収入の毎年の収支バランスが黒字なのか、赤字なのかを長期、短期で国ごとに比較しています。

 この話題が取り上げられるのは、最近実施されたヨーロッパの選挙結果にあります。フランスの大統領選挙、ギリシャの国政選挙など緊縮財政に反対する意志を表明して立候補した側が勝利しました。

 グラフは財政収支(平均)の対GDP比率を小さい順番に上からならべています(タテ軸)。そのため上のグラフ(34年間)と下のグラフ(17年間)で両方に登場している国と片方のみに登場している国があります。

 例えばフランスは、過去34年間(上のグラフ)では上から2番目に名前があがっていますが、過去17年間(下のグラフ)では対GDP比率が黒字になっている(緊縮財政が功を奏したのか)ため名前があがっていません。

 逆にギリシャは、過去34年間(上のグラフ)では名前があがっていませんが、過去17年間(下のグラフ)になると一番上に名前が登場します。

 グラフのひとつの見方ですが、上のグラフに名前がなく、下のグラフに名前がある国が財政が急激に悪化した国とみることができ、また両方に名前がある国は、長期、短期の両方で赤字が続いている国といえます。

 韓国は両方のグラフに名前がありますが、日本との違いは財政収支(平均)の対GDP比率が両方のグラフでプラスとなっているところです。

 日本は、両方のグラフに名前が登場しますが、長期間(上のグラフ)では黒字の年があったものの、短期間(下のグラフ)になると赤字のみになりました。

 特に短期間(下のグラフ)をみてギリシャの次に日本の名前があるところに、世界が日本の財政状況をどうみているのかとの参考指標になると考えます。

 このグラフを見る限り、景気が良いときも、悪い時と同じように支出の拡大がグローバルの各国で続いていると理解できるのです。

From → 経済

コメントする

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。