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ビッグデータにより得られるかもしれない「無知の無知」

2013年1月30日

ビッグデータとの言葉を最近よく耳にするようになりました。新しいビジネス分野として特にIT系企業において注目されていることをご存じの方が多いはずです。

大量の金融データの分析を仕事とした経験のある人間からすると、ビッグデータという言葉を聞いても、なぜ今頃なのか、また何が違うのかとの感じを受けます。

たしかに当時ビッグデータを加工できるソフトは限られていました。問題はビッグデータの加工の仕方によって得られる結果が違ってくることです。加工するためには、知識、経験が必要とされます。

今回の記事は、専門家でなくてもデータさえ持っていれば、ビジュアル化して加工できるソフト(THE WALL STREET JOURNALはユーザー)についての記事です。

ソフトの開発会社名は、カリフォルニアにある「Tableau software」です。ビッグデータを表計算ソフトに投入するだけで豊富なプレゼンテーション資料を作成できるとのことです。

彼らがターゲットにしているのは「データ愛好家」と呼ばれる一群です。このソフトを使えば、彼らはプログラマーである必要はなく、知覚心理学のスキルなくして加工できます。

では、そもそもビッグデータによって何がわかるのでしょうか。ひとつは「無知の無知」――通常は「無知の知」として知られている言葉です――「知らないことを知る」ことです。

「無知の無知」とは、世の中には知らなかったことさえ知らない何かがある、ことです。ビッグデータをビジュアル化することで「無知の無知」を獲得するチャンスを広げられるとのことです。

もう一つは、理論として考えていることが正しいことを確認することに役立ちます。賢い人々が陥りやすい認知バイアスを修正することに使えるのです。

認知バイアスとは、知識、経験があると、「世界はこうあるはず」と推定してしまうことです。その問題点は、理論的な推定が完全に間違っている場合です。

それをビッグデータによるビジュアル化から再確認できるというのです。もっと言うと、仮説に過ぎない理論を結論としてしまう誤りを防ぐことです。

コンピュータ、サーバー技術の急速な発展により、容易にビッグデータを分析することできるようになりました。専門的な知識を必要とする「隙間」をソフトウェアが埋められるところに、ビジネスチャンスがあるのかもしれません。

“Getting the Big Picture on Big Data” form THE WALL STREET JOURNAL / TECH (9/2/2012) (http://blogs.wsj.com/tech-europe/2012/08/31/getting-the-big-picture-on-big-data/?KEYWORDS=Getting+big+picture+video)

From → 科学

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